主催:小林 敬一良
監督として甲子園に2度出場
プロ野球選手を育成(ヤクルトスワローズ 大引遊撃手他)
38年間中学生から大学生まで指導

指導方針

将来を見据えた指導を心掛け、楽しみながら
身体能力・集中力・感性を養います

主な指導内容

・コーディネーショントレーニング・・・身体を上手く使う
・スポーツビジョントレーニング・・・ボールがよく見える
・メンタルトレーニング・・・プレッシャーに強くなる

動作の基本
・思い通りに身体を動かすための体操
・体幹と手足のつながり → 手足に頼らない

これらを中心に行い、運動能力・集中力・空間認識能力を高め、ひとりひとりの 「潜在能力開発」を行います。

  • 速球・変化球に対応するバッティング  
  • 力みのない投球・送球
  • 速いボールへの反応と柔軟なグラブさばき
  • 怪我や故障のしにくい体作り

コーディネーショントレーニング

身体のバランスや調整力をつける。
幼稚園児から中学生にかけてゴールデンエイジと呼ばれる時期に大切なトレーニング。
この時期にトレーニングすることで運動能力が発達し、一つのスポーツに偏った選手より青年期後半に成長する。

コーディネーション7つの能力

定位 物や人など位置関係を把握する ボールの落下地点に正確に入る
識別 手・足・道具を扱う ボールをバットに当てる
反応 瞬時に素早く反応する 守備・盗塁のスタートが良い
連結 身体をスムーズに動かす 捕球から送球が速い。
変換 状況に応じて適切に対処 守備・走塁の状況判断ができる
リズム タイミングを上手く合わす バッティングのタイミングが良い
バランス 不安定の中の安定 投球・打撃・守備のバランスが良い

これらの能力はあらゆるスポーツに通じます。
例 バスケットボールを両手でドリブルして歩く。
  瞬時に色々なラケットで打ち返す。
  ミニトランポリンでジャンプしてボールを捕球する。
  不安定なところ(バランスボードなど)でキャッチボールをする。

クロストレーニング
色々なスポーツをする。一つのスポーツに偏ると青年期に成長しない。



スポーツビジョントレーニング

スポーツビジョンとは一般に言われている動体視力だけでなく心と身体を統合した眼の動きのこと。人は状況に応じた眼の使い方、緊張状態で変化する眼など様々に変化する要因がある。メンタルと深いかかわりがある。
両眼視眼球運動・深視力・立体視・輻湊力・開散力・眼と手の協調・瞬間視など。
(田村スポーツビジョン研究所より)

メンタルトレーニング

集中力をつけ、試合で実力を発揮するだけでなく、普段の心の持ち方、考え方を指導することで野球におけるパフォーマンスが向上します。
腹式呼吸・自律訓練法・リラックス体操・イメージトレーニング・残像トレーニングなど。

走る・投げる・打つは多くのスポーツに共通する動作である

走る

ひざから下で蹴らない → どのスポーツにも適応する。

キャッチボール・フィールディング(守備)

送球・捕球の基礎 → 送球のメカニズム。捕球から送球の連続性。

ピッチング

最も体幹と手足がつながる必要がある。好投手になるにはフォームだけではない。野球書を信じては後悔する。

バッティング

遠くに鋭い打球を飛ばすためには、筋力に頼ってはいけない(特に小学生から高校生)。体幹とバットのつながりを意識することが重要。インサイドアウトのスイング(金属バットに慣れるとアウトサイドインになりやすい)甲子園で強打のチームはプロ野球に於いて、打者で成功する選手が少ない。(18歳がピークの選手もいる)

全てのプレーに「眼の使い方」が大きな役割を持つ!!

指導者プロフィール

小林 敬一良(こばやし けいいちろう)

1978年~1980年 東大阪市立中学校
1980年~2007年 大阪府の浪速高等学校硬式野球部監督
当時、浪速高校野球部には専用グランドがなくグランドでの練習が毎日できない中、日本の高校野球で初めてメンタルトレーニングやスポーツビジョントレーニング(眼の使い方)などを取り入れた独自の練習方法で成果を上げ、激戦区大阪で2度の甲子園出場を果たした。
卒業生には現役プロ野球選手として活躍するヤクルトスワローズの大引啓次遊撃手、2015年ドラフト2位でオリックスバファローズに入団した近藤大亮投手や社会人野球、大学野球にも数多く輩出している。
野球界以外にも公認会計士、歯科医、企業経営者や東大大学院博士課程で研究中の者等様々な分野で活躍している。
2009年から成美大学(現 福知山公立大学)で監督・部長。
就任当時、京滋大学野球リーグで25連敗中のチームを預かり、1年後に3位に進出し、以後優勝争いをするチームに育てる。卒業生も現在、日本生命野球部はじめ、社会人野球で多数が活躍中である。
監督引退後、2014年12月、2015年8月にドミニカ共和国に野球研修

指導・講演実績

・2001年 新潟県高校野球連盟主催 中学・高校野球指導者研修会
・2005年より10年間、新潟県長岡市で中学校軟式アカデミー(参加生徒約200名)、実技指導・指導者研修会講師
・2007年 大阪府高校野球連盟主催、監督・部長・コーチ対象指導者研修会、講演会
・プロスペクト社主催、中学校・高校野球指導者研修会、実技指導(大阪)
・プロスペクト社主催、高校野球指導者研修会、実技指導(鹿児島)
・プロスペクト社主催、中学校・高校野球指導者研修会、実技指導(奈良)
・2013年~2015年 京都府立綾部高校体育コース、高大連携授業(メンタルトレーニングについて)
・2012年~ 大阪府北河内地区中体連主催、中学校軟式野球指導者研修会
・2016年8月 河内長野市教育委員会主催、野球講演会「遠回りが一番の近道」

ごあいさつ

私は大学卒業後、中学校で2年、高校で29年、大学で7年間、野球指導に携わってきました。野球だけではなくクラス担任も受け持ち、生活指導部長・教頭・大学では准教授として、教え子たちと関わってきました。様々な経験を通し、私自身も多くの学びがありました。
また、多くの選手との出会いの中、個々の成長に合わせた練習や考え方の必要性、並びに保護者の子供への接し方の重要性を感じてきました。
浪速高校では当時、専用グランドはありませんでした。でも理論が明確で創意工夫と心の持ち方ひとつで、甲子園出場もプロ野球選手育成も叶いました。
もちろん、野球だけでなく人として生きる力をつけるため、子供たちと一緒に勉強してきました。
その経験を少しでも多くの子供や保護者の方たちに伝えたいと思い、この教室で指導することになりました。

野球というスポーツは体格が大きい、筋力が強いから上手いとは限りません。
また、ボールを遠くへ飛ばせる、速い球を投げることは誰もが願うことですが、それだけで試合で活躍できる保証はありません。
ボールにアジャストする、ボールをコントロールする、試合では自分をコントロールする必要があります。
いわゆる多様性が求められるスポーツです。
パワーやスピードだけでなく、バランス感覚や空間を認識する能力、相手を観察する能力などを養う必要があります。
そして、なにより自分の身体を思い通りに動かせることが重要です。
感覚を鋭く、感性を磨く必要があります。
怒鳴られたり、人の目を気にしたり、嫌々やらされたりして感性が磨かれるはずがありません。

世間にはたくさんの打撃理論、投球理論があります。理論を当てはめて上手くなるなら、みんなプロ野球選手になれるでしょう。プロ野球選手はプロの監督・コーチが教えるのですから、みんなスター選手になれるはずです。
しかし現実はそうではありません。
もちろんフォームも大切ですが、打ち方、投げ方がその選手の身体や性格、考え方に合っているか、思い通りに実践できているか、見極めなければなりません。
また、その理想のフォームを今やるべきか、じっくり待つのか。非常にデリケートな問題です。
だから、「この理論ですぐに打てます。スピードボールが投げられます。」というフレーズを目にすると、無責任だと思ってしまいます。
野球だけでなくスポーツにはフォーム以外の矯正で上達する方法はあります。

この教室では、体の調整力や運動神経を高めるコーディネーショントレーニング、眼と身体の動きを一致させ、パフォーマンスを向上させるスポーツビジョントレーニング、身体を思い通りに動かすための体操などを取り入れながら子供の成長の手助けをしたいと思っています。 将来を見据え身体や心の成長に合わせて指導していきます。 そして、メンタル面も含めた子供の悩みや保護者の悩みも一緒に解決していけたら、野球を通じて成長し、将来にわたり生きる力を身につけることができると考えています。

推薦の声

堺ビッグボーイズ代表 瀬野竜之介

KOBAYASHIベースボールアカデミーの開校おめでとうございます!

『おめでとうございます!』って、何に?誰に?

答えは、これから巡り合う「子どもたち」にです!

小林敬一良先生は私の浪速高校野球部時代の恩師です。


野球が大してうまくもなく、それでいて態度はデカく、あまり大人のいうことを聞かず、いわゆる「なめていた」
私がこうして、一応?社会に適応?していられるのも、こうして野球に関わる仕事をさせてもらえているのも、
小林先生との出会いが多大に影響しているのは間違いありません。


高校を卒業してからも、何かと相談、ご指導をいただき、自分が今に至る過程での人との出会いも、
小林先生がいらっしゃっての縁がとても多く、今の自身の礎となっています。


小林先生のこれまでの培われた経験を、子どもたちの指導へと活かされるのは、とても楽しみであり、
『ピンとくる』保護者の方、あるいはお子さんが少しでも増えることを願っております。


このベースボールアカデミーは「野球がうまくなる」だけのアカデミーではなく、彼らの未来の人生を「切り拓く」きっかけであり、人としての心と、身体を司る、基礎作りに好影響を及ぼすものであると思います。


Buena Suerte !(幸運を祈ります!)



ヤクルトスワローズ 大引啓次

自分が浪速高校に在学中は専用球場がない中でいかに効率の良い練習をして他の強豪校といわれる高校に勝つか考えて練習していました。グラウンドでバットやグローブを使って練習したのと同じくらいグラウンドの外で様々なトレーニングをしたことを思い出します。


トレーニング内容としては小林先生から説明されていると思いますが、例えば体幹を鍛える中にも関節を柔軟にして可動域を拡げたり、バランスボードの上に乗ってテニスボールをジャグリングしたり、教室の中でビジョントレーニングをしたりと…。例をあげればキリがないほどその数は多岐にわたります。そのトレーニングも初めは小林先生に与えられたメニューでしたが、冒頭にもあったようにどうすれば強豪校に勝てるかということが念頭にあるので、徐々に内容が学生たち自らの手で進化していったように思います。ただトレーニングをするのではなく、どのシチュエーションで役立つかなど学生たちの創意工夫で難易度も高く変わっていったのだと思います。ただ一つのことをやるのではなく『何かをしながら別の何かをする』といったことも、試合中の状況判断能力が養われた要因だと思います。


まだまだ語り尽くせないほど浪速高校でたくさんのことを学びました。もし、自分が専用球場をもつ高校へ進学しグラウンドで野球の技術練習だけやっていたのなら今の自分はなかったでしょう。人の目を盗んでサボったり、怖い人の前だから一生懸命やろうだとか周りの環境に左右されないことも大舞台で活躍するために大事なことではないでしょうか。あと授業中に集中して勉強するというのも子供の頃にしかできない絶好のトレーニングかもしれません。(笑)


もし、この文章を目にする子供たちや保護者の方々に一つアドバイスするなら、必ずしもプロ野球選手が正しいトレーニングをやってるとは限りません。プロ野球選手になるという大きな夢をもつことは素晴らしいことです。しかし、その夢をゴールにせずスタートにすることで普段の生活の中にも上達するヒントがあるのかもしれません。
小林先生のレッスンを受けた子供たちが自分と一緒のユニフォームを着る日を心待ちにしています。

大引啓次選手プロフィール
大阪市住吉区出身

浪速高校では1年夏からベンチ入りし、1年秋から遊撃手のレギュラーの座を獲得。2年春の第73回選抜高等学校野球大会に出場し8強入りに貢献。3年夏の大阪大会では5本塁打を放った。高校通算15本塁打。 法政大学(法学部政治学科)進学後は、1年の東京六大学野球春季リーグ開幕戦でデビュー、以後不動のレギュラーとして4年間全試合に出場。4年時には主将となり春季リーグで2季連続優勝を達成した。大学では首位打者を2度、ベストナインには5度選出され、小早川毅彦が作ったチーム最多安打記録(114)を更新し、慶應義塾大学の高橋由伸を抜いてリーグ歴代単独4位となる通算121安打を記録した。 その年のドラフト会議でオリックスバファローズが指名、入団する。 翌年、新人ながら開幕戦にショートでデビュー、オリックスの守備の要となり、選手会長も務める。 2013年糸井嘉男らとの交換トレードで日本ハムに移籍。これは日本ハムが内野の中心とチームリーダーとしての大引の資質を見込み、働きかけたトレードであった。 翌2014年移籍2年目では異例の主将を務めた。 2015年FA宣言で楽天・オリックスとの競合の末、ヤクルトスワローズへ、リーグ優勝へ貢献する。 高校・大学・プロと主将を務めるほどチームリーダーとしても高い評価を受け、人間的にも素晴らしい。

入会・体験について

時間・主なメニュー

時間・主なメニューについては、『小林 敬一良ブログ』にて公開しています。
下記のボタンよりご確認ください。

料金

小学1年生~3年生 入会金 10,800円 月謝 8,640円(月4回)
小学4年生~6年生 入会金 10,800円 月謝 12,960円(月4回)
中学生以上 入会金 10,800円 月謝 17,280円(月4回)

※1回単位の受講も可能です。詳しくはお問い合わせください。

練習場所

堺ビッグボーイズ(BBフューチャー)室内練習場

地図はこちら

お申込み

無料体験・説明会毎週日・月曜日随時開催中!
受講をご希望される方は下記までお気軽にお問い合わせください。